Solana Stream SDKにGeyser gRPC Rustクライアント追加。Node.jsより平均200ms以上高速

ELSOUL LABO B.V.（本社：オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO：川崎文武）とValidators DAOは、Solana Stream SDKに待望のGeyser gRPC Rustクライアントを追加したことを発表いたします。今回追加されたRustクライアントは、Node.js版と比較して平均200ms以上の高速化を実現しています。

なぜGeyser gRPC Rustクライアントが重要なのか？

Solanaのリアルタイムデータストリーム利用において、高速性は最重要課題の一つです。これまで主流であったNode.jsベースのクライアントは導入が簡単である一方、パフォーマンス面ではさらなる改善余地がありました。

今回リリースされたRustクライアントは、特にパフォーマンスを重視する開発者やアプリケーションに向けて最適化されており、Node.jsクライアントに比べ、Geyser gRPC接続時に平均で200ms以上高速化を達成しました。

Solana Stream SDK - Geyser gRPC Rustクライアントの特長

200ms以上の高速化を実現: Node.jsよりも高速で、リアルタイム性を必要とするトレーディングやリアルタイム分析に最適。
即時導入可能（Out of the Box）: 特別な設定は不要で、すぐに利用開始可能。
高い安定性と低レイテンシ: Rustのネイティブな性能により、高負荷環境でも安定したパフォーマンスを提供。
マルチプラットフォーム対応の強化: 既存のTypeScript（NPM）に加え、Rust（Crates.io）による高度な開発が可能。

すぐに利用できる環境を提供

GitHubのリポジトリとCrates.ioで、Solana Stream SDKを公開しています。Rustクライアントの詳細な利用方法やサンプルコードは以下をご参照ください。

SLVとのさらなる統合

今後、Solana Stream SDKはSLVとさらに深く統合され、開発者はSLV経由でワンコマンドで手元に開発環境を手に入れられるようになります。また、プラットフォーム全体においてさらなるチューンナップを継続し、オープンソースの拡充を通じて、より多くのユーザーが最速のSolanaストリームを容易に利用できるようサポートを強化してまいります。