エルソウルラボ、RIPE メンバー登録完了を発表。Solana 特化型グローバルエッジデータセンターの設置を推進

エルソウルラボ、RIPE メンバー登録完了を発表。Solana 特化型グローバルエッジデータセンターの設置を推進

エルソウルラボ、RIPE メンバー登録完了を発表。Solana 特化型グローバルエッジデータセンターの設置を推進

ELSOUL LABO B.V.(本社: オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO: 川崎文武)は、厳正な審査を経て、欧州地域インターネットレジストリ「RIPE (Regional Internet Registry for Europe)」 の正式メンバーとして登録されました。これにより、自社の ASN (Autonomous System Number) および IPアドレス の取得が可能となり、Solanaブロックチェーンに最適化されたグローバルエッジデータセンターの展開を本格的に推進し、分散型インフラのさらなる発展に貢献してまいります。

RIPE 登録完了と ASN 取得の意義

RIPE

RIPE は、欧州を中心に IP アドレスや ASN を一元管理する非営利組織です。
ELSOUL LABO B.V. が正式に登録を完了し、今後は独自の ASN および IP アドレスを運用することで、以下のような効果が期待されます。

  • 独立性の高いネットワーク構築: 自社管理の ASN を通じて、柔軟かつ安定したネットワーク接続を実現
  • 高度なセキュリティ対策: グローバルエッジデータセンターへの専用ルート構築により、Solana ネットワークの安全性と分散性を強化
  • 低遅延かつ高速な通信環境: ユーザーやノードオペレーターが世界各地から安定的にアクセスできるインフラを提供

RIPE

Solana 特化型グローバルエッジデータセンター構想

ELSOUL LABO B.V. では設立当初より、以下の 3 つの事業領域を柱に研究開発を続けています。

  1. Solana ブロックチェーンインフラ事業

    • バリデータ運用自動化サービス「Validators Solutions」
    • グローバル規模の RPC サービス「ERPC」
    • インセンティブ付き Liquid Staking Token「elSOL」
  2. オープンソースソフトウェア開発事業

    • バリデータ運用を簡略化するツール「solv」
    • エッジネイティブフレームワーク「Skeet」
    • これらを組み合わせたオールインワン開発ツールチェーン「SLV」
  3. DAO (Decentralized Autonomous Organization) 事業

    • オープンソース開発の新たなインセンティブモデルを目指す「Epics DAO」
    • バリデータ同士の情報共有と Solana ネットワークの分散化を推進する「Validators DAO」

今後は、RIPE 登録によって得られる独自のネットワークインフラを活用し、これら 3 事業のシナジーをさらに拡大してまいります。とくに Solana 特化型グローバルエッジデータセンターは、当社が運営する ERPC やバリデータノードと同一ラック内でアプリケーションを稼働させることを可能にし、理論上最速の Solana 通信環境を提供する計画です。

今後の展望

  • 独自 ASN・IP アドレスの取得と運用開始
    安定性と低遅延を実現するため、世界各地の拠点を結ぶ独自ネットワークを構築します。

  • Solana グローバルエッジデータセンターの展開
    欧州・北米・アジアを中心に、Solana メインネットに最適化された高性能データセンターを順次設置します。

  • コミュニティとの連携強化
    バリデータ運用のノウハウ共有や DAO 活動を通じて、より幅広いユーザーが参入しやすいエコシステムを形成します。

これらの取り組みにより、Solana ブロックチェーンのさらなる普及と分散化、そしてオープンソースソフトウェアがもたらすグローバルなイノベーションを後押ししていきます。

ELSOUL LABO B.V. は、最新技術の継続的な研究開発とコミュニティ主導のガバナンスを大切にしながら、ブロックチェーン時代の新たなインフラスタンダードを築き上げてまいります。

詳細情報や最新のアップデートについては、以下をご確認ください。