ERPC、Solana Shredstream 共有エンドポイントを主要都市でノード増強。ピーク耐性と低レイテンシをさらに強化

ERPC、Solana Shredstream 共有エンドポイントを主要都市でノード増強。ピーク耐性と低レイテンシをさらに強化

2025.08.22
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役CEO:川崎文武)とValidators DAOは、Solana Shredstream の共有エンドポイントについて、フランクフルト、アムステルダム、ニューヨークでノード追加のメンテナンスを実施しました。急増する需要に対応し、ピークタイムの同時接続数とストリーム処理の余力を引き上げ、低レイテンシを維持しやすい運用へと強化しています。
数ミリ秒の差を大切にする私達は、常に最高の環境をお届けできるよう改善を続けており、今後も継続してアップグレードを進めます。
いつも多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。

今回のアップグレードで何が変わるか

今回の主眼はノード追加です。共有エンドポイントの処理系と配信系を水平方向に拡張し、ピーク帯のスループット、待ち行列の滞留抑制、フェイルオーバー余力を向上させました。これにより突発的なリクエスト増やスパイク発生時でも、安定して低いレイテンシと高い可用性を保ちやすくなります。価格、仕様、レート制限、認証方式に変更はありません。
Shreds Price

Direct Shreds の優位性、技術背景と運用の勘所

Shredstream の上流受信はUDPであり、距離が長いほどロスが増え連続処理にも悪影響が出ます。私達はこの区間を極限まで短くする設計をとり、配信側のgRPCはTCPの再送特性を活用して安定性を確保しています。今回のノード追加は、このゼロ距離設計と組み合わせることでピーク耐性をさらに底上げするものです。

ご利用状況について

おかげさまで、皆様のフィードバックによる多面的な改善施策を継続的に積み上げていること、そして今回のノード増強や直近の研究開発の成果も相まって、ERPCの共有エンドポイントだけでも利用が先月比10倍を超えて拡大しています。
共有エンドポイントご利用状況(先月比10倍超)

あなたのリソースも同一ネットワークへ

共有エンドポイントと同一ネットワークに設置されているEPYC VPSを併用すれば、レイテンシの最も高い外部インターネットを回避しての往復が可能になり、合算レイテンシをさらに削れます。アプリケーションを近接配置するだけで、ネットワーク由来のボトルネックが解けます。
Solana EPYC VPS
ベアメタルサーバーはいつでも最速の選択肢です。プレミアムラインは売切が続いていますが、在庫は継続的に追加しています。ご希望の方はValidators DAO公式Discordでお問い合わせください。ウェイトリストへのご参加も可能です。

新エンドポイントの導入について

共有Shredstream エンドポイントは、Validators DAO 公式 Discord のDirect Shredsチャンネルで、Whitelist IPの変更から再登録すると即時に表示され、そのまま差し替えてご利用いただけます。ご不明点はValidators DAO公式Discordでお問い合わせください。仕様、レート制限、認証方式、価格に変更はありません。

ERPCが解決する課題

私達は以下の課題を解決するため、専用のSolanaインフラとゼロ距離志向のネットワークを自社で構築しています。
  • 一般的なRPC環境で発生しがちなトランザクション失敗やレイテンシ変動
  • 多くのインフラプロバイダーによる性能制限
  • ネットワーク距離が通信品質に与える影響の大きさ
  • 小規模プロジェクトほど高品質インフラへアクセスしづらい状況
これらの改善は、お客様のフィードバックと、それを基にした研究開発の成果です。今後もこのサイクルを循環させ、その時々で最高の環境をお届けできるよう、現場での検証と改善を続けます。
お問い合わせやご相談、ウェイトリストへの参加は以下からお願いします。無料トライアルのご用意もあります。
いつもありがとうございます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。